鳥取県 2017年


三徳山 投入堂 29年5月4日

三徳山 投入堂 29年5月4日写真動画

今回の旅のメイン、三徳山・三佛寺・投入堂です。
堂の全面は断崖で近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも建つとも表現し難い優美な姿だ。1300年前にどのように建てたのでしょうか?また文殊堂も断崖に建てられている。文殊堂の縁側を回ることができるが、手すりも何もないので、高所恐怖症の方はだぶん回ることはできないと思う。とにかく見所満載の投入堂是非ご覧ください。
7時15分三佛寺の駐車場に着く。長く急な石段を登る。登るとさらに石段がある。石段の右はせんき地蔵、左が受付案内所。案内所は休みだった。輪光院まで登りと柵がしてあり、8時開門になっている。7時50分に寺の住職?が来て、寺の説明と山の心得を受けた。8時に開門となり、また石段を登る。宝物殿の境内からまた石段を登りと本殿にでる。登山参拝事務所で靴のチェックを受ける。靴の裏に溝があればOK.だめならわらぞうり700円を購入する必要がある。参拝用のタスキをかけ、登山開始です。宿入橋を渡るといきなり急登です。さらに岩なので滑る。注意して登ると根っこの急登だ。根っこを掴みながら登る。登り終えると、今度がカズラ坂と呼ばれている根が絡み合った急登です。登りづらい。その後はまた滑りやすい急登を進む。鎖場が出てきた。木々の中のクサリですので、高度感は感じられない。登りきると岩の周りをクサリを掴んで少しトラバースです。終わると岩の上からクサリが垂れ下がっている。掴んで登ると文殊堂です。靴を脱いで縁側に上がる。時計回りに進む。崖に取り付いているのでかなりの高度感がある。手すりも無い縁側を進む。高度恐怖症の方でしょうか、よつん這いになつて進む人もいる。文殊堂を出るとすぐに岩場に取り付く。年配の方がこれ以上進めないと引き返す方がいた。特段問題は無いような気がするのだが。山に慣れていない人はそうなるのだと実感した。地蔵堂に着く。ここも文殊堂と同じだ。でも高度感が違う。眺望は最高!地蔵堂を出て登っていくと鐘の音が聞こえる。鐘楼堂です。連打は禁止。次は馬の背、牛の背だ。狭い岩が馬の背中の様に長く伸びている。バランスを取りながら進む。納経堂に着く。奥に観音堂が洞窟に中に立っている。観音堂の裏の洞窟を進む。暗い。出ると元結掛堂が建っている。滑る岩に注意して周りこむと、ついに投入堂が目に飛び込んでくる。感動です。なんでこんな所にとつい思ってしまう。しばらく見学していた。下山開始です。同じ道を進む。所々一方通行になっている場所ある。文殊堂に着くと文殊堂の縁の下をくぐり一方通行の鎖場を下りる。かずら坂も一方通行です。滑りを注意しながら下る。ここまで下りると登山参拝事務所はすぐそこだ。タスキを返して三佛寺を出た。スリルに満ちた山行でした。