富山県 2019年


中山 令和元年8月4日

中山 令和元年8月4日写真動画

今日は涼を求めて称名滝に行くことにした。7時に門が開くのでそれに合わせて到着した。しかし道路表示版に称名滝遊歩道通行止めの表示が出ていた。何だろうと思いながら駐車場に着く。係員が近寄ってきた。昨日駐車の先で大規模の土砂崩れがあったので行けませんと言われた。八郎坂も大日も行けないとのこと。困った。帰ることも嫌だし、どうしょうと悩んだ。暑いが中山に行くことにした。馬場島まで結構遠い。道が曲がりくねっているのでスピードも出せない。8時過ぎに着く。登山口に沢山の登山者がいた。誰も動こうとしないので先に行くことにした。ジグザクに登っていく。風がまったくない。暑すぎる。水分をこまめに取りながら登っていく。連れの2人は初めてなので、立山杉の巨木に驚いている。特に五本杉には感動していた。五本杉の平に着けば頂上はまもなく着く。頂上に着く。頂上は陽がまともに当たるので暑い。日陰で休憩です。剱岳が見えるが霞んで輪郭だけが見える。今日は全体に霞んでいるので、剱岳が見えたのはラッキーかも。周回するので先に進み下っていく。ここは風が通るのか涼しい。高度を下げて行く。次第に滝のような音が次第に大きくなっていく。やがて沢に出た。川の水を飲んでみた。美味しい!冷たく癒やされる。やがて早月川の河原にでた。
早い時間に下りて来たので、両親の墓参りに立ち寄ることにした。連れの2人には迷惑かけてしまった。結果、土砂崩れがなければ墓参りもできなかったはず。親父が立ち寄れと言っていたのでしょうか?


真砂岳から大走り 令和元年7月13日写真動画

朝から雨が降っている。6時から登山指数がAになっているのに全く止む気配が無い。景色も全く見えない。天気が良ければ別山を登って剣岳の望み、剣御前から帰る予定だったが真砂岳から大走りで帰ることにした。ただ昨日室堂の掲示板に残雪多く視界が悪いと迷いと書いてあった。更に昨日地元の登山者に大走りは残雪が凍っていると聞いたので大走りはやめたと言っていた。でも、大走りを行くことにした。分岐から大走りを下りて行くと、小さい掲示板があった。下部に残雪が多くアイゼン必要、視界が悪いと迷うと書いてある。でも、下りていく。雪は無い。雷鳥が出てきた。私達の前を歩いて行く。まるで道案内をしているようだ。長い間道案内をしてくれたが、ハイマツの中に入っていった。でもまた別の雷鳥がいた。今度は何と飛びだっていってしまった。飛べないはずなのに、風に乗って行ってしまった。飛んだ雷鳥を見たのは初めてである。雨も止んできた。視界も広がる。雷鳥沢のキャンプ場が見えた場所から残雪になった。急斜面だ。やっぱりアイゼンを付けないと危険だ。アイゼンを付けて下りる。アイゼンが効いて安全に下りることができた。橋に近づくにつれて雪解けが進んで残雪が空洞になっている場所がある。気をつけて歩くが時々踏み落ちることがある。橋を渡り、キャンプ場でアイゼンを外す。室堂に戻るが、長い階段が続く。マスダっち、ヨレヨレになってきた。何度も休憩を繰り返しようやく室堂に戻ることができた。安全に戻れて良かった。


立山 令和元年7月12日

立山 令和元年7月12日写真動画

友遠方より来たり、また楽しかず。72歳のマスダっちと立山に行く。マスダっちは今回立山に登れば、日本三霊山制覇です。
5時30分に立山駅駐車場に着く。すでに満車。空いている場所を探す。一台止まれるスペースが有ったが、両隣の車が駐車ラインに接して停まっているので非常に止めにくい。でも、空いている場所が無いので、強引に停める。マスダっちが泊まっている千寿荘に行く。まだ寝ていた。切符売場は6時30分開始だが、すでに100人以上が並んでいる。7時20分発のケーブルに乗る。ケーブルの先頭に乗り込み、一番早く降りる。すぐに高原バスに乗り込むことができた。室堂に着く。立山がガスに覆われていた。登山指数はAだったのにと思いながら出発する。残雪が多い気がする。地元の登山者に聞くと、今年は4月に雪が降り、その後雨が少なかったので、例年以上の残雪になっているとのこと。残雪を何回か通り、一ノ越まで登る。相変わらず視界が悪い。時折、雲が切れ頂上が見える。頂上までの急登に向かう。徐々に高度を上げていく。マスダっちの息も上がっている。途中多くの登山者が立ち止まって空を撮影している。太陽の周りに大きな虹色の環『ハロ』が出来ている。ところが私の横にいた、お姉さんが『あっ』と言う。お姉さんの指差す方向に、水平な虹『環水平アーク』です。珍しい現象だ。振り返って見ると、雲の切れ間に槍ヶ岳だけが見える。マスダっちのご褒美でしょうか、マスダっち、感激しています。ようやく頂上に着く。ようやく晴れてきた。ここで昼食を取ることにした。昼食後、マスダっちは自社の商売繁盛を祈願するため登頂参拝をする。大汝山に向かう。雲が切れ、室堂から雷鳥沢まで見渡せる。残雪が多いので独特の模様になっている。自然が作った造形です。見事としか言えない。こんな光景は初めてです。素晴らしい!大汝山に向かう途中、マスダっちが湖だ!と言う。黒四ダムです。また感動していた。富士ノ折立の急坂を下る。下りて振り返って見ると、こんな坂を下りて来たのだとまた感動しています。真砂岳に向かう。相当疲れが来ているみたいだ。ゆっくり登る。真砂岳に着くと別山の向こうに剣岳の片鱗が見えた。また感動しています。内蔵助小屋の後ろには鹿島槍ヶ岳や五竜、唐松、白馬、後立山連峰が一望です。また感動です。
小屋に一番で到着しました。その後徐々に天候が悪化して行く。
明日の天気は大丈夫だろうか?


白木峰 2019年7月7日

白木峰 2019年7月7日写真動画

先週雨で延期になり、七夕の日なった。2,3日前までは登山指数もCだったのにAになった。天気は分からないものです。延期になったからでしょうか、最高の参加人数になりました。総勢14名です。
4時に出発。何で富山なのにそんなに早い出発かと聞かれたので、ニッコウキスゲが咲くこの時は、大渋滞が予想されると説明する。砺波インターを降りてから遠い。曲がりくねった道が続く。21世紀の森から林道大谷線を上る。狭い道だ。ようやく駐車場に着くが、すでに満車。方向転換して側道に停める。支度をしているとどんどん車が上がってくる。やっぱり早めに出て良かった。
登山道は駐車場にからすぐに上に上がる。急登です。階段になっているが幅が合わない。いきなりに急登は辛い。ようやく林道にでた。でもまたすぐに登山道に入る。尾根沿いの登山道だが急登です。坂が緩やかになると左手に白木山荘が見えて来る。また林道に出た。林道を進み、白木山荘を目指す。白木山荘まで来るとちらほらニッコウキスゲが咲いている。白木山荘を越え、階段を登って行く。階段のピークに立つ。曇り空だが、正面に薬師岳、左側に剱岳の大窓か小窓が見える。高層湿原が広がっている。湿原の中を白い木道がヘビのようにくねって、どこまでも続いている。素晴らしい光景です。富山にこんないい場所が有ると言うだけのことはある。木道を歩く。弥陀ヶ原を歩いているような気がする。一の池、三段の池、消滅の池を通り、二等三角点に着く。ここから、下って浮島の池に向かう。浮島に池に着くとワタスゲが満開です。池の真ん中に島が有る。これを浮島と言うのでしょうか?池に映るメンバーの姿、その後ろに立山連峰、最高の景色です。白木峰に向かう。同じ木道を帰るが、来たときよりニッコウキスゲが咲いているようだ。曇り空で、濃い緑の中に黄色いニッコウキスゲ、何か火を灯しているような錯覚になる。
白木峰に着く。休憩もそこそこに小白木峰を目指す。太子堂から下りだ。それも長い下り。皆がどこまで下るのかと言い出す。帰りのことを思って言っている。さらに下っていく。小さなアップダウンを繰り返してようやく小白木峰に着く。展望所とあるが全く眺望が無い。登山道で金剛堂山を見ながら駐車です。何と焼き肉です。それもニンニクの欠片入です。昼食後は、小白木峰の下に池塘があるので見に行く人とコーヒータイムをする人に別れた。池塘を見に行ったメンバーが帰って来たので下山開始です。下山と言っても白木峰まで登りです。やっぱり登りは辛い。
白木峰の頂上直下から駐車場まで急な下り坂です。滑るので皆慎重に下る。ほぼ予定通りの山行になりました。
小白木峰はちょっと余計だった気がするが、白木峰だけでは物足りない。ここは白木峰と浮島の池がメインだと思う。でも白木峰は最高でした。