新潟県 2021年


神奈山 令和3年5月29日

神奈山 令和3年5月29日写真動画

今日は、妙高山の外輪山の神奈山です。福井を5時に出発。あらいPAに着くと妙高山がよく見える。もしかしたら今日はいい感じかも?と思いながら、登山口の関温泉に着く。駐車場に車が1台しか停まっていない。ちょっと不安がよぎる。支度を整え出発です。神奈川山はYAMAPには出ていないで、過去の登山者のデーターをダウンロードしてきた。地図を確認しながら進む。どうもスキー場を登るようだ。空を見上げると黒い雲が青空を隠すように流れている。雨が降ってきた。強い雨では無いが、一応カッパを着た。スキー場の終点が登山口であった。登山道に入るといきなりブナ林です。あっという間、奥深い山に入った感覚になる。そして登山道に延々花が咲き誇っている。高度を上げると雨が止み、青空になってきた。更に高度を上げる。上の方から声がする。登山者です。もう登ってきたのかと思ったら、残雪の前で雨がひどくなり撤退したそうです。その残雪の前にシラネアオイが咲いていたとのことでした。急斜面に残雪が見えた。シラネアオイも発見。撮影会が始まった。急斜面の残雪をトラバースして行く必要がある。佐々木さんが先に行く反対側近くに辿り着き、上に登った時滑って落ちて来た。雪の無いヤブの中を登った方が良さそうだ。私も滑らない様に進むが、やはり滑ってしまう。何とか反対側に辿り着き、ヤブの中を登った。最大の危険が回避できたが、問題は帰りだと思った。さらに高度を上げるが、急斜面に足幅より少し大きいくらいの道幅です。トラバース気味に繰り返し登っていく。大ブナ林に着く。ここまで着ても標高1410mしか無い。先は長い。ブナ林が終わると稜線にでた。木々の隙間から妙高山が見えた。さらに高度を上げる。ハッキリ妙高山が見えた。雲が妙高山の頂上から立ち上って見える。噴火しているように見えた。八方睨に着く。ここまで登ってきても標高1660m、あと標高差300mもある。ここから一気に登る。頂上かと思ったら、まだ先が有る。その繰り返し。でも登山道にはシラネアオイが続く。シラネアオイの街道でしょうか。辛いが癒やされます。八方睨から急激に天候が悪くなった。妙高山はガスの中です。頂上に着く。相変わらず妙高山はガスの中。30分位晴れるのを待ったが晴れませんでした。てんくらの登山指数Cは当たってますね。11時30分下山開始。急坂を下りていく。最大の難所に着く。残雪の斜面。ヤブの中を下りて、最短のトラバースを試みる。後少しのところで滑ってしまう。かなり滑った。反対側の土に近くだったので何とか脱出できた。二人も何とか切り抜けることができた。危ない場所でした。 あとは危険箇所がないので安心して下りることができました。 今回は誰もいない山。登山者がいないので、登山道には色んな種類の花が群生している。手つかずの山、花の宝庫の山でした。